江戸時代初期にいたとされる偽系図作者『沢田源内』 その経歴は真実か?

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はじめに

沢田源内と佐々木氏郷

ご挨拶

 当サイトにお越しいただき、ありがとうございます。あなたは、「沢田源内(佐々木六角氏郷)」という名前を聞いたことはありませんか? 若しくは、こんな事を聞いた事はありませんか?

 「源義経 = チンギス・ハーン説は、沢田源内が作ったんだよ」
 「沢田源内という偽系図作りの名人が、江戸時代に居たんだよ」

 そしてこれらを聞いた人々は、「それ、本当なの?」と思って、それらを主張する本を読みます。すると、決まって著者自ら証拠集めをせず、建部賢明という武士が書いた「大系図評判遮中抄」という本を、そのまま丸写ししただけになっています。しかし同書をよく読むと、賢明自身が次の旨を述べています。

 「自分は源内より30歳以上も年下である」

 つまり賢明は、「沢田源内」なる人物が30歳になるまでの様子は、その目で見た事が無いのです。となると、余程の証拠提示が必要となります。そこで同書を読み直すと、次の事に気が付きます。
建部賢明が全く証拠提示をしていない事に!
 30歳以上年下の人間が、証拠無しで書いた本の、単純な丸写し。これでは本当かどうか、説得力が無いのは言うまでもありません。
 本書では、当時の史料を可能な限り収集、「沢田源内伝説」の真実に迫れるよう努力しました。佐々木氏郷が生きていた、あの日、あの時、あの瞬間に、一体何があったのか? 本書が提示する数々の証拠と共に、その真実に迫って参りましょう。      
 
                     恐惶謹言