第6巻

 

 弘治元年(1555年)8月20日 安房国守殺される

安房国守の里見義全が家来石垣権内によって殺害されたと報告があったとする。

 この時代の安房国守は里見義堯である。また彼は天正2年まで生きている。
 

弘治元年(1555年)11月28日 伝教大師最澄の歌

家来が、伝教大師最澄が比叡山に住んでいた時に歌った、自筆和歌が書かれた紙を屋形義実に献上する。

 この歌は『太平記第18巻』に同内容が見える。従って『江源武鑑』の作者が『太平記』を読んでいた事が推定される。